イヌリン砂糖の代わり


世界が注目する栄養成分「イヌリン」の魅力と




イヌリンをご存知ですか?



イヌリンは今、世界中から注目されている成分の1つです。



そんなイヌリンは本当に砂糖の代わりになるのか?



というお話です。



世界が注目する栄養成分「イヌリン」




イヌリン世界が注目




イヌリンとは水溶性食物繊維の仲間で、菊芋に多く含まれていることで有名です。




菊芋というと「芋」と書きますので、さつまいもやじゃがいもと同じようなイメージがうかぶと思いますが、実はキク科の植物で多くの食物繊維を含んでいる「ごぼう」の仲間になります。



 菊芋に含まれているイヌリンは、多糖類に属しす。



ほんのりとした甘味があるため、甘味料としても使われていますが私たちの体内の中には、イヌリンを分解する消化酵素がない為、口から摂取しても体内で吸収されず、そのままの腸内に届くことになります。



そのためダイエット効果に優れているといわれるのです。



日本で食物繊維をアピールした食品だと、同じ水溶性食物繊維でも、難消化性デキストリンの使用が多く見られますが、欧米を中心とした海外ではイヌリンが最も有名な水溶性食物繊維として扱われています。



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砂糖代替や繊維強化として注目




イヌリン砂糖の代わり




水溶性食物繊維はイヌリンのほかにβ−グルカン、ペクチンなどといった多くの種類があります。
その中でもイヌリンは大腸内での発酵力に優れていることで、今や世界中から注目されています。
脂肪、糖質、カロリーなどの摂取を抑える目的で、パン・焼き菓子、乳製品、飲料といったたくさんの商品に使われています。



イヌリン構造




砂糖はブドウ糖1つに果糖が1つくっついたものです。



イヌリンの構造は、ブドウ糖に果糖がいくつもつながった状態で、甘味も砂糖と似ていて食品の味を邪魔することがありません。



イヌリン構造




カロリーカットでストレスフリーな食事を!




イヌリンは味も使い方も砂糖によく似ていますが、砂糖との大きな違いは、カロリーが1g当たり約2kcalと砂糖の半分の量なのです。




だから普段の甘味料を砂糖からイヌリンに変えるだけで、カロリー摂取を半分に抑えることができます。




 脂肪分のかりに




イヌリンの高濃度の水溶液を冷却することでペースト状に変化します。



この特性を利用することで脂肪をカットしながら一定の硬さで形をキープし、なめらかな歯ごたえ舌触りを表現することが出来ます。



この様な実験結果が報告されています。



85℃の水 60 g に粉末状のイヌリン 40 g を溶解し,冷蔵庫に入れて 20 時間ほど静置するとペースト状となる。作成したペーストはスプーンですくえる硬さで,保形性があるので絞ることもできる。

また,冷凍後も完全に解凍させることで大きな物性の変化は見られないといった特長がある

このペーストは結晶の集まりで,粒子サイズは約 1~10μm と乳脂肪粒子と同程度の大きさで,40℃付近より融解を開始する。

そのため,なめらかな食感を表現でき,脂肪代替素材として利用することができる。

引用元https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/46/4/46_312/_pdf




これはどういうことかと言うと、イヌリンを牛乳などの代わりに使うことで脂肪分を抑えながら、なめらかなクリームやアイスクリームを作ることができます。



イヌリンを使うことでカロリーや脂質を大幅に減らしたスイーツを作ることができます。




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New Nutrition Business創業者であり食品・飲料コンサルタントのJulian Mellentin氏は次のようにコメントしています。



「イヌリンは天然の砂糖代替品として成功を収めており、繊維強化というフラグを立てることができる」つまりイヌリンは欧米では消費者にも広く認識されつつあり、今後ますます注目度が高まるということです。




糖の吸収が穏やかな「アガベシロップ」




アガベ画像



テキーラの材料にもなっていることで有名でメキシコ産の「リュウゼツラン」という植物の根から作られるアガぺシロップ。



「オリゴ糖」や「イヌリン」がふくまれていて糖の吸収スピードを穏やかにしてくれます。



イヌリンが含まれていることもあり、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。



またタンパク質と結びつき細胞をこがす、いわゆる糖化の予防が期待出来る甘味料としても有名です。





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水溶性食物繊維種類




食物繊維は水に溶けずに腸を刺激し蠕動(ぜんどを促す「不溶性食物繊維」と、水に溶けて腸内の善玉菌のエサになったり血中成分に働きかけたりする「水溶性食物繊維」の2つに大きく分類されどちらも体内では重要な働きがあります



そして摂取量の理想的なバランスは



「水溶性食物繊維:不溶性食物繊維=1:2」です。



不溶性食物繊維




不溶性食物繊維は成熟した野菜に多く含まれていて糸状のものや表面に小さな穴がたくさんあいている多孔質と呼ばれるものがあり、ぼそぼそ、ざらざらとした触感が特徴になります。




不溶性食物繊維が含まれる食品




  • 野菜、
  • 豆類、
  • キノコ類、
  • 果実、
  • 海藻、
  • 甲殻類(エビやカニ)の殻にも含まれています。特性



不溶性食物繊維特徴




不溶性食物繊維は、水に溶けず、体内の消化液で消化されることもなく、そのまま排出されます。



不溶性食物繊維は保水性が高く、お腹の中で水分を吸って十数倍に膨らみます。これにより、満腹感を得やすく食べすぎを防止したり、便通の改善にも効果的です。



不溶性食物繊維は歯ごたえがあるものに多いため、よく噛むことで満腹感を得やすく、食べ過ぎ防止、顎の発達や歯並びをよくする効果があります。




またそれにともない、唾液の分泌も抑えるため、虫歯予防も期待できます。



大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などの善玉菌が増殖して腸内環境が改善され、整腸作用があります。



水溶性食物繊維




水溶性食物繊維にはネバネバしたものと、サラサラしたものがあり、昆布、わかめ、コンニャク、果物、里芋、大麦、などに多く含まれています。




水溶性食物繊維の特徴




粘性
粘着性により胃腸内をゆっくり移動することで、腹持ちが良く、お腹がすきにくいため、食べすぎの予防になります。



糖質の吸収をゆるやかにしてくれるので、食後の血糖値の急激な上昇を抑えダイエット効果も期待できます。。



吸着性
胆汁酸やコレステロールを吸着し、体の外に排泄してくれます。



発酵性
大腸内で発酵・分解されると、ビフィズス菌などが増殖して腸内環境が改善して、整腸効果があります。



世界で拡大し続ける水溶性食物繊維市場 その1/3を占めるのが「イヌリン」




水溶性食物繊維が健康に重要なことは今では世界中に知られています。



世界の市場はここ数年にわたり年平均10%の成長をしています。



地域別の市場規模ではヨーロッパが約半分を占めて北米、アジアパシフィックと続きます。



そして水溶性食物繊維の約3分の1にあたる600億円占めるのがイヌリンです



世界の水溶性食物繊維市場動向




まとめ




いかがでしたイヌリンは世界的に見てももっとも注目されている水溶性食物繊維の1つです。



しかもイヌリンの自然な甘みはどんな料理の味を邪魔することがなく使うことが出来ます。



是非あなたもこの機会に普段の砂糖をイヌリンに変えてみてはいかがでしょうか。